
北海道十勝管内広尾町連携プロジェクト2019
2016年より継続している十勝管内広尾町との連携プロジェクトにおいて、毎年11月にサッポロファクトリーで実施されているクリスマスツリー点灯式に合わせたブースイベントを展開しています。今年度が最後となる取り組みは「ぱくぱく広尾サンタのクリスマスつりー」として子供向けイベントを実施しました。
このプロジェクトの目的は広尾町のサンタメール事業の復活ですが、すでに参加者数が10分の1に低下してしまった現状において、既存のプロモーションで問題を解決することは難しいと考えられます。そこで、私たち研究室はサンタメール事業を一から見直し、未だ市場として離陸していない新事業としてマーケティングを考える必要性を指摘しました。
既に多くの人が知っている製品やサービスなどと異なり、サンタメールはすでにほとんどの人がしらないコンテンツとなってしまっています。そのため、市場草創期の新コンテンツとして改めて顧客に訴求することを狙って、サンタメールの世界観や考え方を表出化したイベントをつうじて、その魅力を知ってもらう活動に力を入れることにしました。
このような考え方に基づいて、すでに2回にわたってイベントを行ってきていますが、今年はさらに工夫を凝らし、サンタクロースを信じる年齢層をターゲットに訴求力のあるコンテンツとして、ゲームやインスタントカメラによる撮影、大学生との触れないなどさまざまな取り組みを行いました。