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北海学園大学 佐藤大輔研究室

佐藤研究室では、1月から3月までの間に、新ゼミ生(1年生)を対象とした準備のためのゼミを実施しています。このゼミはプレゼミと呼ばれ、これまでの「勉強」的だった学びとは異なる「研究」的なアプローチに初めて触れてもらい、これからのゼミ活動を円滑に行ってもらうためのプログラムです。毎年異なったプログラムが用意されますが、18期生を対象とする今年度のプログラムでは、起業家や経営者、管理職や一般のビジネスマンなどにヒアリングを行い、自分たちが起業をする際のヒントを探ってくるというものです。

新ゼミ生には名刺が30枚事前に配られ、自分たちでアポを取り、芋づる式にヒアリング対象を探索していきます。その中で、社会的な課題にはどのようなものがあり、自分たちができそうなことが何なのかを探る旅に出てもらうことが目的です。

年初のオリエンテーション時にキックオフセッションが行われ、その後シニアのゼミ生(新ゼミⅡ)とチームになって調査を進めていきます。2月下旬の春合宿で発表セッションが組まれ、教授からの評価と講評を受けます。

学校の中で学ぶことが常識化している大学教育において、フィールドに出ていくことの容易さと行為や経験先行の学びがどのようなものかを理解してもらうことを意図して組まれているプログラムですが、多くの学生は戸惑いながら作業を進めることになります。しかしながら、このような戸惑いを超えて「反省的実践」とは何かを知ることこそがゼミでの研究生活の大前提になると考えています。

Post Author: dsksth

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